とうとう奴がやってきてしまった。
この時期ならではの来襲。

Ｇブリ（ゴキ○リ）

天敵です。
他の虫は大抵触れるし、特に苦手意識はない。

けど奴は別！
神出鬼没ですばやい。別名「あぶらむし」な奴は無駄に油ギッシュ。
それが苦手なのです・・・

しかし！
昨日の奴は襲撃のタイミングを間違えていた。

いつもならＧブリを認識した瞬間に、奴との対戦を放棄するのだが。
近頃の私は腹の虫の居所が悪く、しかも今回の戦場は私の城（部屋）。

敵を殲滅すべく全兵力というか全気力を振り絞って攻撃を開始した。

手始めにコックローチ。
逃げられたうえに、フローリングが被害を受けた。

次に新聞紙。
取りに行ってる間に奴は隠れた。

しかたがない。最終兵器を使おう。
この最終兵器は過去に奴から勝利をもぎとった幸運の武器。
異様な興奮のなか、最終兵器を手に奴の再攻撃を待ち伏せていると・・・

出た！こともあろうかベットの下から！

神域を侵された怒りとともに最終兵器（ホットペッパー新宿編。分厚い）を発射。

見事奴は壁と兵器の間で息絶えた。




激戦を終えた私はふと我に返った。
どう始末しようかと。

・・・・・・・・・

「お父ちゃん、ちょっと～」

我に返った戦士はやはりＧブリが苦手だった。